残業について

以前から話題にはなっていたものの企業にその対応が任されていた残業。大手企業の従業員の自殺に端を発して「働き方改革」まで出てくるようになりました。改革の内容はまたの機会にするとして今回は残業についてお話します。

残業とは

定時を超えて仕事をすることを「残業する」といいますが、繁忙期の残業は業務の性質にもよりますが致し方ない部分もありますが、恒常的な残業は物理的に仕事量が多い「オーバーワーク」か「仕事の仕方が悪い」かになります。

「オーバーワーク」の場合は、自分で何ともできない要素を含むことから泣き寝入りしているケースが多々あります。同様に「早く帰れない雰囲気」や「上司の目が気になる」というのも含まれます。

逆に「仕事の仕方が悪い」場合は、やり方を変えることで業務時間短縮につながるというメリットがありますが、そもそも考え方を変える必要があるなど誰もが簡単にできるものではありません。

会計業界の残業事情

顧問先の間でも広まっているようですが、会計業界は残業が多いことで有名とのことです。ただ、実際のところは事務所の方針によって大きく変わります。

比較的若い所長の場合は仕事をたくさん取ってくるので業務が増える一方、必然的に就業時間は長くなっていきます。逆にある程度の年齢の所長の場合は、新しい仕事は増えない代わりにじっくりと仕事に打ち込めます。

一長一短なので希望する事務所を選択すればいいのですが、会計事務所の繁忙期である年末から確定申告、3月決算の申告期限までは大小や事務所の方針にかかわらず残業は増えます。

気になる「残業代は出るのか?」

こちらも事務所の方針によりますが、多くの事務所で残業代は出ていません。そんなの違法じゃないかといわれそうですが、会計事務所を運営する所長の多くは高齢ということもあり、ご自身が入社した当時になかった残業という概念をそもそも持ち合わせていないというのが現状です。

ただ、残業代を含めて月額給与を支払ったり、資格手当や職能手当などをつけて残業代の穴埋めをしているところが多くあります。

理想を追い求めすぎるのも

毎日定時にあがれて自分の時間として使うというのは理想ですが、あまり固執しすぎると周りに迷惑をかけることもあります。定時にあがることはもちろん大切なことですが、早く帰る日と残業する日という具合にメリハリをつけることもだいじです。