決算の信ぴょう性を担保する方法

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会計のはなし

大手自動車メーカーの会長が、不正による逮捕には衝撃を受けました。真偽や経緯は今後を見守るとして、会計に携わるものとしては、これまでに公表してきた決算の信ぴょう性に興味が湧いてしまいます。今回は、決算の信ぴょう性についてお話します。

決算の信ぴょう性を担保する方法

決算の信ぴょう性担保するには、目の前に示されている数字だけではなく、その数字がどうやって作成されたかを見ていく必要があります。ここでは、具体的な方法についてお話します。

収益の過大、過小の確認方法

収益の過大や過小を確認する方法は、請求書だけではなく、納品書や取引先の発注書にも目を通すことです。ただ、規模によっては、確認書類が大量になることも考えられるので、金額の大小や取引先の規模、取引数の多寡などでランダムにピックアップします。

ピックアップした取引は、見積書から発注書、納品書と見ていきます。業種によっては日報や業務報告書、取引先との進捗の確認メールなども活用します。

費用の過大、過小の確認方法

費用の過大や過小を確認する方法は、数ヶ月間支払われていない債務がないかを確認することです。あわせて預金の出金額と債務勘定の借方金額が一致するかも確認します。さらに可能であれば、事業ごとの損益を作るのも効果的です。作り方は、下記でもお話していますが、会計ソフトから仕訳データをエクスポートして、Excelで事業ごとに振り分けすればできます。

会計伝票のもととなる資料の作成プロセスを知れば数字の担保が可能
日頃仕訳を作成する際にどのような資料を見ているでしょうか。請求書や領収書は目にしていても、その書類がどうやって作成されているかを見る機会はあまりまりません。今回は、会計伝票で使うさまざまな資料の作成プロセスについてお話します。

自分なりの信憑性を担保する方法を見つけておく

今回は、決算の信ぴょう性についてお話しました。

最終的には外部に出る決算書は、さまざまな角度からチェックを行う必要があります。その方法はさまざまですが、何より大事なのはどの方法を取るにしても、決算書の数字が正しいと言えることです。そのためには、すべての取引を知ることも1つですが、あまり現実的ではありません。

今回お話した方法は、あくまでも一部です。自分なりの信憑性を担保する方法を見つけておくことも大事です。